2026/03/04 20:00

泡でもこもこ、タオルでゴシゴシ

私たちは長い間、
「しっかり洗うこと=清潔」
という文化の中で育ってきました。

さっぱりしないと気持ちが悪い。
汚れが落ちた気がしない。

そう感じるのは、とても自然なことだと思います。

ですが、フェムケアに携わる中で感じるのは

デリケートゾーンを「汚れている場所」と思い込んでいる方がとても多いということです。

洗いすぎないという考え方

最近は、洗顔でも
「キュッキュと音が出そうなほど洗う必要はない」
ということが少しずつ知られるようになってきました。

洗濯も同じです。

昔のように泡をたくさん立ててぐるぐる回す洗い方から、
ドラム式の「たたき洗い」で衣類を守る方向に変わってきています。

けれど、デリケートゾーンだけは
「とにかくしっかり洗いたい」
という意識がまだ強いように感じます。

実は、洗いすぎると体は守ろうとする

洗いすぎると、体は
余計に油分や分泌物を出します。

それが酸化することで、
ニオイとして気になることもあります。

つまり、

洗いすぎる → 守ろうとする → 分泌が増える → ニオイが気になる

という流れが起きることもあるのです。

反対に、洗いすぎなければ
体はとても素直に、居心地よく反応してくれます。

おりものや生理中のケア

おりものが気になるからしっかり洗いたい。
生理中だから、できることなら中まで洗いたい。

そう思う気持ちは、とてもよく分かります。

確かに、おりものが酸化するとニオイの原因になりますし
肌が弱い方はかぶれにつながることもあります。

ただ膣の中は、

善玉菌が酸性に保ちながら雑菌から守ってくれています。

洗いすぎることで肌のバリアは低下し、雑菌が繁殖しやすくなり分泌物が増えて、におい悩みにつながることもあります。

洗浄剤で中まで洗う行為は、自浄作用(肌バリア)を弱めてしまうことにつながるため控えましょう。


対策おりものシートやナプキンはこまめに取り替えることも大切です。

大人には、大人のケアがある

大人が子どもと同じシャンプーを使わないように、
体の変化に合わせてケアも変わっていきます。

フェムケアも、
「特別な人のためのもの」ではなく

体を守るための日常のケア。

何もない今から、
心地よく続けていただけたら嬉しいです。

✨本日のフェムケアワンポイント

お風呂上りのタオルドライ時、デリケートゾーンの水気をゴシゴシ拭いていませんか?

今日からは、優しくポンポンと水気を拭き取ってあげてください。

それだけでも、肌への負担はグッと変わります。

今日も一日お疲れ様でした^^ おやすみなさい✨